昨日の記事の続きです。
・・・なので 9月16日(日)のことです。
一人で出かけた夫は 21時に帰って来ました。
私はちょうどお風呂に入ろうとしていたのですが、
私が出て来た時、夫はキッチンで何かを焼いていました。
網で、裂いたものを焼いていたのでするめかと思ったら、
なんとまぁ!
松茸様 じゃあありませんか

思わず「うわっ!スゴイ

」と言ってしまいました。
夫は いつものように無視してそのまま無言で焼き続けていました。(1本分かな?)
傍にもう一本 横たわっていました。
なんでいっぺんに焼かないのかな・・明日にとっておくのかな??
なんて思っていました。
(
子供達は子供部屋に行っていました。)
私は、髪を乾かしながら どうするのかと思って見ていると・・・
松茸を焼き終えた夫は ワインをついで 一人で全部食べてしまいました。
エッ???子供に声もかけないの???
かなり驚きました。
この人は 父親じゃないのか?? 本気でそう思いました。
いつも 何かを作っても
「
食べるか〜?」と聞くこともなければ「できたから食べていいよ〜!」と
誘うこともない人なので 今に始まったことではないのですが、
松茸ですよ、松茸

我が家に 年に一度お目見えするかどうかの 松茸様ですよ!?
さすがに 子供に声をかけてやらなきゃ親じゃないでしょう??
その間 私は髪を拭いたり たまにドライヤーを当てたりして
リビングにいたのですが、もちろん無視です。
子供にもあげないんだから 私に声がかかるわけがありません。
その後また立ち上がってキッチンに行った夫は、
もう1本も同様に裂いて網で焼いていました。
私はもう呆れていたので 夫に注目せずTVに目をやっていました。
焼き終えて一旦
テーブルについたようでしたが 席を立ちすぐ戻って来ました。
私は大して気にもせず TVに目をやっていました。
2,30分後、子供部屋に子供の様子を見に行くと
(上の子は歯磨きをしに洗面所に行っていました。)
下の子がニコニコ顔で「お母さんもお父さんにもらった?

」と言いました。
「何を?」「松茸

」と言われ、
立っていられないんじゃないかと思うほどの衝撃でした。
ガ〜〜〜ン

っていう表現通り、本当に頭の中で音がするんだ!と発見しました。
何とか踏ん張って 引きつった笑いで「ううん。もらったの?」と聞くと
申し訳なさそうな顔をして「うん・・・

」と。
「そうなんだ、良かったね、いい匂いで美味しかったでしょ?」と言ったのですが、
不覚にも 目が潤んでしまいました。

それを見た子供は
「ちょうだいって言えばよかったのに」と言いました。
子供の前で泣きそうになっていること と
子供にだけは上げてくれたんだとホッとする気持ち、
やっぱり私だけのけ者にしたんだと知ったショック などで
私はパニックになっていました。
申し訳なさそうな&気の毒そうな顔をした子供に向かって
「言えないよ、そんなこと。誘われてもない人に言える?」と言い、
「あんただっていつも『塾だから遊べないと思って誘わないんだとは思うけど
目の前でみんなで遊ぶ約束して 声もかけてくれない

』って
言ってるじゃない?同じだよ・・・。」と言ってしまいました。
すると「そうだった・・ゴメンね。」と言われ、
ますます涙がこぼれそうになりました。
その後 上の子にも同じことを言われてしまったので、
「誘われないのに『私も』なんて言えないでしょう?」と聞くと
「言えるよ、お父さんじゃん?」と言われてしまいました。(>_<)
私が「お父さんだけど、お母さんには言えなかった・・。友達でも言えるの?」
と言うと「それはムリ!」と言うので
「お母さんにはそれと同じで言えなかったの。」と言ったのですが
理解できないようでした。
そりゃそうですよね、
子供にとって親は絶対に愛情を注いでくれる存在だと思っているんだから、
嫌われる心配などしないでほしいものをほしいと言えるんです。
でも 夫婦は親子じゃないし。
私の中で何かが、それこそ音をたてて壊れた気がしました。
今まで 夫のことを、
昔のままの夫なのに 麻薬(不倫)のせいで表面が変わってしまったものだと
思っていました。
いつかクスリが切れれば元の正常な夫に戻るものだと思っていました。
それまでの辛抱だから、と思って来ましたが、
夫は昔とは違うんだ、待ってても元に戻るということはないんじゃないか
と思いました。
そして、
もう頑張れそうもない と。
これ以上辛抱して自分が磨り減ってからじゃ もう遅いかもしれない、
自力で立ち上がれるだけの余力を残しておかなきゃ・・・。
かなりのダメージを受けたけれど、何もなかったフリをしてリビングに戻った私は
顔をTVの方に向けて 子供が寝る時間まで過ごしました。
涙がこぼれそうになるのを 汗を拭くフリをして拭きながら、
ビールを1缶飲みました。
23時、子供が寝ると言うので私も
ベッドへ。
暗い部屋で一人になると 涙がポロポロ出てしまって・・・。
一体 なんの涙なんでしょうね。
もう頑張れない、頑張らない と思った自分のふがいなさとか無力さも
悲しかった、情けなかった。
子供達だけには松茸をあげてくれた夫がまだ『父親』だったと思えてほっともした。
子供達は大事な家族だけどメイママは大事な存在じゃない、と
ハッキリ態度で示されて 淋しく、悲しかった。
こんなヤツだと見抜けず
結婚した自分がバカみたいに思えた。って言うか、
離婚しないでいた自分がバカみたいに思えたって言う方が正しいかな。
将来に対する不安や恐怖から 涙が出たのもあった気がする。
それ以外にも、
私が 大切だと思い尊敬してきた夫に 呆れてしまった気持ちもあったし、
もう頑張らなくていいとホッとした部分もあったかも。
夫やあの女を恨む気持ちもあったし、
少なからずあった楽しかった年月に対しての感謝の気持ちもあったし。
とにかくいろいろな、矛盾する気持ちもありながらの涙だった感じでした。